昨年6月に準オープン(1600万下)から1000万下クラスに降級したフロアクラフト。以前このクラスは牡馬相手の定量戦で圧勝したことから楽勝と思われましたが、なんとなんと牝馬限定の自己条件でシンガリ負けを喫します。小回りのコースは苦手、開幕末期の荒れた馬場は苦手、大外枠で前に壁が作れずと敗因はたくさんあるものの、それにしても負けすぎで心配になりました。
それでもその後広い主場に戻ると3着5着と上位の走り。内枠希望で前に壁が作れないと終いの詰めが甘くなるものの、上位の走りを見せてくれました。
小倉での最下位敗北から、西園正都先生は”掛かり癖があるので距離短縮を検討したい”と常々おっしゃっていました。前走はその思惑通り3歳時以来の芝1400mに出走。3歳で出走したときはスピード負けで良い結果ではありませんでしたから、やってみるまで走るのかどうかの確信は持てませんでしたが、トップハンデながらも強い内容で圧勝!!4勝目を挙げてくれました。
2月25日のクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告では、前走後、在厩で調整され次走は3月14日 阪神10R うずしおステークス 1600万下 芝1400m 牝馬限定 混合 定量に出走予定ということです。
阪神の準オープンは過去に2着実績があり、前走の強い内容からも上位を期待したいですね。もちろん、準オープンとオープンというのは、1000万クラスとは全然相手が違いますが・・・。
次も突破、或いは上位なら忘れかけていた重賞がまた視野に入ってくるのですが。とにかく楽しみです。
また、このレースには同世代の愛馬グランデアモーレも出走予定。この世代は補償廃止元年ということで買い控え、キャロットクラブではフロアクラフトとグランデアモーレの2頭しか買ってなかったんですよね。その2頭がこうして共に4勝を挙げ準オープンで対戦するというのは非常に感慨深いものがあります。未勝利戦での対戦というのは寂しいですしできれば避けたいですが(勝ち上がりの椅子は1つしかないため)、準オープンやオープンでの対戦は大歓迎です、どちらかが上位に来て欲しいですね。グランデアモーレも前々走は阪神で牡馬との一般戦の18頭フルゲートで圧勝でしたから、阪神は得意ですし、前走は昇級戦でシンガリ負けでしたが、あれは掛かるという敗因がありますし、上位を期待したいですね。
残念ながら当日は仕事で応援に行くことができませんが良い走りを見せて欲しいですね。
2月27日朝、大変なニュースが飛び込んでまいりました。JRAの後藤浩輝騎手の自殺のニュースです。初めて見たときは、???でした。つい22日に京都9Rで我がフロアクラフトを見事な騎乗で勝ち上げてくださり、フロアクラフトは次も関西でのレースですが、また乗ってくれないかなぁ〜なんて思っていた矢先。日曜日の騎乗を見ていても、特に前日の落馬負傷の影響は感じませんでしたし、えっ?なんで?としか言いようがありません。
人には人それぞれの事情があると思いますし、それを知ろうとも語ろうとも思いませんが、結局フロアクラフトで挙げた1447勝目が彼の最後の勝利になってしまうとは、なんともショックです。私は特にエスポワールシチーでもお世話になっており、一緒に金沢のJBCで口取りに納まったこともあります。いつも書いているようにファンを大切にする騎手で、縁故もないのにステッキ1本でトップジョッキーまで昇り詰めた苦労人で、私も大ファンの騎手でした。
正直、言葉が見当たらないので多くを書きませんが、残念です。
以下は3月4日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
「この中間も変わりなく順調です。休み明けで距離短縮の後ですから、テンションが上がったりしないかという心配はありましたが、それも問題ありません。放牧から戻るたびに胸前の筋肉がついてきて、今はオークスを走った時とは違う馬のようにムキムキ。1400mで勝った後でどうしてもそういうふうに見えるということもありますが、馬の適性が短距離になってきているのかもしれません。厩舎の傾向に合わせているのかな(笑)。クラスが上がって流れも多少速くなるでしょうし、さらにレースはしやすいはず。次も楽しみにしたいですね」(西園師)14日の阪神競馬(うずしおS・牝馬限定・芝1400m)にシュタルケ騎手で出走を予定しています。
ということで、次走の鞍上がアンドレシュ・シュタルケ騎手であることが発表になりました。
フロアクラフトの前走は主戦の松山弘平騎手が東京でGTフェブラリーSに乗るためにおらず、運命の後藤浩輝騎手とのコンビとなりましたが、どうやらそこで一発で結果が出たので、鞍上はそのまま交替になるようです。
正直、後藤騎手ほどの期待がシュタルケ騎手にはありませんが、楽しみな騎手であることに違いなく、多くのフロアクラフターの方は喜んでおられるでしょうね。これも縁ですからねぇ。
ちなみにシュタルケ騎手のJRA初勝利は2013年のベッラヴォーチェ。すなわち、フロアクラフトが前回勝った宇治川特別の1番人気2着馬なんですねぇ。
私とシュタルケ騎手と言えば昨年(2014年)にジェットブラックに騎乗していただき、1番人気12着でした(T_T)。
馬名 | 予定騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウキヨノカゼ | 竹之下智昭 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 9 | 5 | 13 | 10 | 1 |
エアジェルブロワ | 浜中俊 | 55.0 | 11/29 ファ16下 | 東京芝1400 | 4 | 5 | 7 | 5 | 9 |
エイシンオルドス | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 14 | 3 | 4 | 15 | 11 | |
グランデアモーレ | 酒井学 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 15 | 12 | 1 | 6 | 1 |
クーファナイン | 小林徹弥 | 55.0 | 2/21 斑鳩16下 | 京都芝1400 | 16 | 15 | 15 | 交 | 1 |
ケイティバローズ | 太宰啓介 | 55.0 | 12/20 愛知GV | 中京芝2000 | 17 | 16 | 11 | 2 | 6 |
コナブリュワーズ | 武豊 | 55.0 | 12/13 六甲16下 | 阪神芝1400 | 3 | 6 | 8 | 1 | 4 |
ゴールデンムーン | 福永祐一 | 55.0 | 2/15 雲雀16下 | 東京芝1400 | 11 | 12 | 12 | 9 | 1 |
サマールナ | 古川吉洋 | 55.0 | 2/21 斑鳩16下 | 京都芝1400 | 9 | 11 | 5 | 2 | 9 |
ショウナンバーキン | 55.0 | 3/01 関門16下 | 小倉芝1800 | 13 | 11 | 14 | 9 | 1 | |
シンジュボシ | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 3 | 4 | 10 | 1 | 4 | |
スピークソフトリー | 鮫島良太 | 55.0 | 1/18 長篠16下 | 中京芝1200 | 9 | 7 | 3 | 7 | 12 |
タガノミューチャン | 55.0 | 3/01 ブラ16下 | 中山ダ1200 | 14 | 7 | 9 | 9 | 7 | |
デンファレ | 国分優作 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 7 | 15 | 15 | 10 | 10 |
トーセンソレイユ | 秋山真一郎 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 10 | 1 | 2 | 2 | 3 |
ビリオネア | 福永祐一 | 55.0 | 2/22 1000万 | 東京芝1400 | 1 | 9 | 8 | 1 | 4 |
フェブノヘア | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 13 | 11 | 7 | 8 | 1 | |
プリンセスジャック | 幸英明 | 55.0 | 2/22 河原16下 | 京都ダ1400 | 16 | 10 | 9 | 14 | 11 |
フロアクラフト | シュタルケ | 55.0 | 2/22 宇治10下 | 京都芝1400 | 1 | 2 | 5 | 3 | 11 |
ボンジュールココロ | 和田竜二 | 55.0 | 2/07 1000万 | 東京芝1400 | 1 | 8 | 8 | 9 | 3 |
モズハツコイ | 池添謙一 | 55.0 | 12/20 クリ16下 | 中山芝1200 | 8 | 2 | 5 | 2 | 2 |
レムミラス | 小牧太 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 8 | 5 | 10 | 5 | 4 |
ローガンサファイア | 藤岡康太 | 55.0 | 2/22 紫川10下 | 小倉芝1200 | 1 | 3 | 9 | 7 | 11 |
フルゲート16頭のところに23頭が特別登録されています。フロアクラフトは早くからシュタルケ騎手確保ですが、このシュタルケ騎手は初音Sで1番人気のトーセンソレイユを10着に沈めた男です。昨年は我が愛馬ジェットブラックを1番人気12着。この土曜日は3番人気のリラヴァティを14着と結構人気馬を沈めています。フロアクラフトも人気になりそうですが、大丈夫かなぁ。
また、未発表だったグランデアモーレの鞍上が酒井学騎手になっています。何だか、西園正都厩舎のフロアクラフトの方が酒井学騎手ならわかるのですが、松田博資厩舎のグランデアモーレの方が酒井学騎手のようです。
あまり見ないコンビですが、前走のグランデアモーレの走りを見たら、そりゃ、怪我を恐れて、一流ジョッキーは騎乗辞退しますわな。酒井学騎手なら経験も豊富ですし楽しみですね。
前走前 2月18日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.9
3F 39.1
2F 24.9
1F 12.3
3月11日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.6
3F 38.8
2F 25.2
1F 12.7
3月11日、前走勝った時と同じ程度の水準の時計を計時しました。馬格がありますし、1度使われた上積みも期待出来ます。中2週で時計はたった1本ですが、今回しっかりと追い切れていますし、1度使われていますから、これで十分でしょう。全体の時計が速い割りに、最後も12秒台でまとめてしっかりと伸びていますし、今回も素晴らしい状態だと思います。
私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。昇級戦ですが、いいレースを期待しております。
馬名 | 予定騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウキヨノカゼ | 竹之下智昭 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 9 | 5 | 13 | 10 | 1 |
エアジェルブロワ | 浜中俊 | 55.0 | 11/29 ファ16下 | 東京芝1400 | 4 | 5 | 7 | 5 | 9 |
エイシンオルドス | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 14 | 3 | 4 | 15 | 11 | |
グランデアモーレ | 酒井学 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 15 | 12 | 1 | 6 | 1 |
クーファナイン | 小林徹弥 | 55.0 | 2/21 斑鳩16下 | 京都芝1400 | 16 | 15 | 15 | 交 | 1 |
コナブリュワーズ | 武豊 | 55.0 | 12/13 六甲16下 | 阪神芝1400 | 3 | 6 | 8 | 1 | 4 |
ゴールデンムーン | 福永祐一 | 55.0 | 2/15 雲雀16下 | 東京芝1400 | 11 | 12 | 12 | 9 | 1 |
サマールナ | 古川吉洋 | 55.0 | 2/21 斑鳩16下 | 京都芝1400 | 9 | 11 | 5 | 2 | 9 |
スピークソフトリー | 鮫島良太 | 55.0 | 1/18 長篠16下 | 中京芝1200 | 9 | 7 | 3 | 7 | 12 |
タガノミューチャン | 武幸四郎 | 55.0 | 3/01 ブラ16下 | 中山ダ1200 | 14 | 7 | 9 | 9 | 7 |
デンファレ | 国分優作 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 7 | 15 | 15 | 10 | 10 |
トーセンソレイユ | 秋山真一郎 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 10 | 1 | 2 | 2 | 3 |
ビリオネア | 秋山真一郎 | 55.0 | 2/22 1000万 | 東京芝1400 | 1 | 9 | 8 | 1 | 4 |
フェブノヘア | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 13 | 11 | 7 | 8 | 1 | |
プリンセスジャック | 幸英明 | 55.0 | 2/22 河原16下 | 京都ダ1400 | 16 | 10 | 9 | 14 | 11 |
フロアクラフト | シュタルケ | 55.0 | 2/22 宇治10下 | 京都芝1400 | 1 | 2 | 5 | 3 | 11 |
ボンジュールココロ | 和田竜二 | 55.0 | 2/07 1000万 | 東京芝1400 | 1 | 8 | 8 | 9 | 3 |
モズハツコイ | 池添謙一 | 55.0 | 12/20 クリ16下 | 中山芝1200 | 8 | 2 | 5 | 2 | 2 |
レムミラス | 小牧太 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 8 | 5 | 10 | 5 | 4 |
ローガンサファイア | 藤岡康太 | 55.0 | 2/22 紫川10下 | 小倉芝1200 | 1 | 3 | 9 | 7 | 11 |
表中 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート16頭のところに現在20頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでもグランデアモーレ共々”除外の可能性有B”です。両方とも除外されたら悲しすぎますね。
馬名 | 騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウキヨノカゼ | 竹之下智昭 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 9 | 5 | 13 | 10 | 1 |
エアジェルブロワ | 浜中俊 | 55.0 | 11/29 ファ16下 | 東京芝1400 | 4 | 5 | 7 | 5 | 9 |
エイシンオルドス | 岩崎翼 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 14 | 3 | 4 | 15 | 11 |
グランデアモーレ | 酒井学 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 15 | 12 | 1 | 6 | 1 |
コナブリュワーズ | 武豊 | 55.0 | 12/13 六甲16下 | 阪神芝1400 | 3 | 6 | 8 | 1 | 4 |
ゴールデンムーン | 福永祐一 | 55.0 | 2/15 雲雀16下 | 東京芝1400 | 11 | 12 | 12 | 9 | 1 |
サマールナ | 古川吉洋 | 55.0 | 2/21 斑鳩16下 | 京都芝1400 | 9 | 11 | 5 | 2 | 9 |
タガノミューチャン | 武幸四郎 | 55.0 | 3/01 ブラ16下 | 中山ダ1200 | 14 | 7 | 9 | 9 | 7 |
トーセンソレイユ | 秋山真一郎 | 55.0 | 2/21 初音16下 | 東京芝1600 | 10 | 1 | 2 | 2 | 3 |
フェブノヘア | 太宰啓介 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 13 | 11 | 7 | 8 | 1 |
プリンセスジャック | 幸英明 | 55.0 | 2/22 河原16下 | 京都ダ1400 | 16 | 10 | 9 | 14 | 11 |
フロアクラフト | アンドレシュ・シュタルケ | 55.0 | 2/22 宇治10下 | 京都芝1400 | 1 | 2 | 5 | 3 | 11 |
ボンジュールココロ | 和田竜二 | 55.0 | 2/07 1000万 | 東京芝1400 | 1 | 8 | 8 | 9 | 3 |
モズハツコイ | 池添謙一 | 55.0 | 12/20 クリ16下 | 中山芝1200 | 8 | 2 | 5 | 2 | 2 |
レムミラス | 小牧太 | 55.0 | 2/28 アク16下 | 中山芝1200 | 8 | 5 | 10 | 5 | 4 |
ローガンサファイア | 藤岡康太 | 55.0 | 2/22 紫川10下 | 小倉芝1200 | 1 | 3 | 9 | 7 | 11 |
表中 騎手の太字は乗り替わり
結局フルゲート16頭のところに18頭が出馬投票。我が愛馬フロアクラフトとグランデアモーレは無事抽選をくぐり抜けて出走が確定しました!!やはり西園正都師や松田博資師といった実績のあるベテラン先生のところは当選確率が高いような気がします。デンファレとビリオネアが非当選除外になりました。
スタート地点は向正面左、2コーナー出口付近のポケット。改装前の芝1400mが、この内回りにあたる。4コーナーまでの距離は芝1200mをそのまま延長した443m。最初のコーナーまで十分に距離はあるが、スタート直後は各馬押して出て行くため、先行争いは激しくなる。それでも行く覚悟と、それを可能にする先行力が必要。ゴール前の急坂でラスト1ハロンの時計がグッとかかるコース形態だが、先行しての雪崩れ込みが利きやすく、直線一気はなかなか難しい。メンバー中最速の上がりをマークして突き抜けるコースではない。
枠順は内側の馬場が荒れていない限り、断然内枠が有利。内回りはコーナーがキツイので、多頭数で外枠を引くと、かなり外に回らされることになり、距離ロスが大きい。芝1200mと同様にサンデーサイレンスの系統はもちろん、ロベルト系の種牡馬の仔もこのコースに向いている。
有利な枠順 内〜中枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 枠順、先行力 種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、サクラバクシンオー 連対騎手ベスト 武豊、藤田伸二、福永祐一、四位洋文、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分23秒5 1分24秒4 1分23秒6 2歳未勝利 1分23秒0 1分23秒7 2歳500万 1分22秒4 1分22秒7 2歳オープン 1分22秒3 1分21秒1 3歳新馬 1分23秒3 1分25秒4 3歳未勝利 1分22秒6 1分23秒5 1分24秒2 3歳500万 1分22秒2 1分22秒4 1分23秒3 古馬500万 1分21秒9 1分22秒8 古馬1000万 1分21秒7 1分23秒1 1分22秒7 1分22秒5 古馬1600万 1分21秒2 1分22秒0 古馬オープン 1分21秒6 1分22秒8 1分24秒5 1分22秒5
今回のフロアクラフトの鞍上はアンドレシュ・シュタルケ騎手です。前走はフロアクラフトの主戦の松山弘平騎手が東京でGTフェブラリーSに騎乗する為に、逆に京都に来ていた関東の後藤浩輝騎手に代打騎乗していただきましたが、見事な手綱捌きで快勝。今回も手替わりとなるようです。
助っ人外国人というところですが、私はデムーロ兄弟やクリストフ・ルメール騎手ほどアンドレシュ・シュタルケ騎手は日本の競馬に馴染んでないと思いますし、騎乗技術も上とは思いません。
実際、私の愛馬とは昨年1番人気のジェットブラックに騎乗していただきましたが12着。今回同じレースに出てくるトーセンソレイユを前走任されていましたが、1番人気10着と沈め実質乗り替わりになっています。また、7日には3番人気のリラヴァティを14着に沈めています。私が注目しているレースではさっぱりなんですよねぇ。
しかし、3年連続独の騎手リーディング1位のジョッキー。凱旋門賞を勝った時のデインドリームの騎手として有名です。日本での騎乗も数を重ね段々と安定してきましたし勝ち星も増えてきました。新味に期待しましょう。正直、前走の後藤浩輝騎手ほどの期待がシュタルケ騎手にはありませんが、楽しみな騎手であることに違いなく、多くのフロアクラフターの方は喜んでおられるでしょうね。これも縁ですからねぇ。
ちなみにシュタルケ騎手のJRA初勝利は2013年のベッラヴォーチェ。すなわち、フロアクラフトが前回勝った宇治川特別の1番人気2着馬なんですねぇ。
2015年3月11日現在、中央通算21勝、勝率7.6パーセント、連対率17.0パーセント、重賞1勝。 昨年(2014年)は11勝、勝率9.2パーセント、連対率24.2パーセントと活躍。本年はここまで6勝、勝率7.7パーセント、連対率10.3パーセントと昨年よりも数字を落としている。
アンドレアシュ・シュタルケ(Andrasch Starke)は1974年1月4日生まれの41歳。ドイツを拠点とする騎手である。ニーダーザクセン州シュターデ出身。
1989年3月19日、アマチュア騎手としてキャリアをスタートさせる。初騎乗は10着。同年6月18日に初勝利。
1992年6月12日、アイリッシュシチュー(Irish Stew)に騎乗して、ホッペガルテン競馬場のベルリン・ブランデンブルクトロフィー(GV)を制す。デビュー4年目にして重賞初勝利。
1994年、年間61勝を挙げ10位となり、自身初のトップ10入りを果たした。
1996年5月27日、ナイトペティコート(Night Petticoat)に騎乗してディアナ賞(独オークス)を制し、クラシック初勝利を挙げた。この年は初めて年間100勝を突破し、111勝を挙げた。
1997年8月3日、オクサラグ(Oxalagu)に騎乗してバイエルンツフトレネンを制し、GT初勝利を挙げる。10月4日、デヴィルリヴァーピーク(Devil River Peek)に騎乗してヴィットーリオ・ディ・カープア賞を勝ち、ドイツ国外のGT初制覇。11月にはジャパンカップに出走するカイタノ(Caitano)に騎乗するため初来日を果たす。11月23日に中央競馬初騎乗となったインターナショナルジョッキーズで、8番人気だったオンワードアイガーに騎乗し6着となり、中央GT初騎乗となったジャパンカップは、6番人気で4着だった。
1998年7月5日、ロベルティコ(Robertico)に騎乗してドイチェスダービー初勝利。この年は144勝を挙げ、自身初のドイツのリーディングジョッキーも獲得した。
2000年、香港のインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップで優勝する。
2001年、香港ジョッキークラブ遠征中に薬物検査でコカインの陽性反応が出て半年間の騎乗停止となる(本人は使用を否定している)。
2005年、香港のインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップで2回目の優勝を果たす。
2007年、ワールドスーパージョッキーズシリーズに初出場し10位となる。2008年も出場したが14位に終わった。
2011年10月2日、デインドリーム(Danedream)に騎乗して凱旋門賞を勝利。自身のみならず、ドイツ人騎手として凱旋門賞初勝利を果たした。
2012年の独での成績は435戦81勝 (独リーディング 1位)。
2013年は同415戦87勝 (独リーディング 1位)
ドイツリーディングジョッキー(1998年、1999年、2000年、2001年、2003年)
・・・と非常に成績の優秀な期待の大きい騎手です。
ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)
2014年 3月16日 ジェットブラック 3歳未勝利 中京芝2000m 12着/1番人気
2014年4月20日 東京11R 皐月賞GTでスズカデヴィアスに騎乗するシュタルケ騎手(14番人気/14着)。
競馬ブック
見解
「コナブリュワーズは牡馬相手に0秒1差。限定戦に替われば当然有力。フロアクラフトは距離短縮が奏功。3歳時にはオークス5着。昇級だが能力は上位。ローガンサファイアも重賞好走歴あり。トーセンソレイユは直線が平坦なコースが理想か。エアジェルブロワは丹念に乗り込まれ、緒戦から。サマールナも攻めの動きがいい。モズハツコイの粘り込みに注意。」
短評は「上位拮抗」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU タガノミューチャン △ ローガンサファイア ▲ △ サマールナ △ ◎ 穴 トーセンソレイユ △△ △△ △ ○ コナブリュワーズ ◎ ○ ○ ◎ モズハツコイ △ △ △ プリンセスジャック △ ウキヨノカゼ △ △△ エアジェルプロワ △ ◎ ▲ グランデアモーレ 穴 フロアクラフト ○ △ △ △△
あとは無印
予想オッズ
馬名 予想オッズ コナブリュワーズ 4.6 エアジェルブロワ 5.7 フロアクラフト 6.3 ローガンサファイア 6.6 トーセンソレイユ 8.2 サマールナ 8.3 モズハツコイ 12.1 レムミラス 15.6 プリンセスジャック 17.2 ゴールデンムーン 22.1 ボンジュールココロ 25.5 フェブノヘア 25.5 グランデアモーレ 27.2 ウキヨノカゼ 35.5 タガノミューチャン 36.6 エイシンオルドス 43.4
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 フロアクラフト 87 81 78 83 グランデアモーレ 79 77 79 70 コナブリュワーズ 87 80 83 87 エアジェルブロワ 89 82 81 81 ローガンサファイア 92 80 75 82 トーセンソレイユ 89 88 85 80
デイリー馬三郎
本紙の見解
「速めの流れで追走に余裕がなかった◎モズハツコイ。今回の距離延長はプラスに出る印象で、実際に初勝利は千四で挙げている。立て直して攻め気配もフレッシュに。巻き返す。昨年のB着馬○トーセンソレイユも反撃ムード。〈浜口〉」
◎ モズハツコイ
○ トーセンソレイユ
▲ コナブリュワーズ
× エアジェルプロワ
☆ ローガンサファイア
△ サマールナ
△ ウキヨノカゼ
△ フロアクラフト
グランデアモーレは本紙無印(>_<)。
フロアクラフトは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 2記者、×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 3記者、無印 1記者
グランデアモーレは全13記者中 △(6番手以下評価) 2記者、無印 11記者
フロアクラフト(1着)
「能力はあると聞いていましたし、自信を持って乗りました。2、3番手の指示通り、正攻法のレースで押し切ってくれましたからね。強い競馬だったと思います。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)
「能力があると聞いていたので、信じて乗りました。2、3番手でというオーダーでしたが、正攻法の競馬でしっかりと押し切ってくれましたね。強かったです」(後藤浩輝騎手・デイリー馬三郎)
「2、3番手くらいでレースを進めてほしいとのことでしたが、指示どおりにうまく運ぶことができたと思います。少しガーッと行きたがるところはありましたが、しっかりと抑えは利いていましたし、クラスが上がればペースもまた速くなってくるでしょうからね。より競馬はしやすくなると思います。非常にスムーズで強い勝ち方ができましたし、今日は距離短縮がいい方に出たのでしょう。本当にありがとうございました」(後藤浩輝騎手・キャロットクラブ公式HP)
「能力はあるのになかなか勝たせてあげられず、非常に悔しい思いでしたが、今日は強かったですね。馬体を見てもわかるとおり、胸前の筋肉がどんどん凄くなってきていますし、うちの厩舎の馬らしくなってきました(笑)。プラス体重でしたが、太目感も特にありませんでしたよ。距離短縮も良かったですし、ハンデをしっかりと克服してくれたのも大きいですね。久々を使った後ですので、きっちり馬体をチェックして、問題なければ在厩のまま次へ向かうつもりです」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)
「好仕上がり。歩様も問題なかった。軽く促し2番手。行きたがる様子もなく、3ハロン標では逃げるサチノクイーンの直後に。1ハロン標手前でアッサリ先頭。なかなか強かった。1400メートルがいい方に出た。」(競馬ブック)
グランデアモーレ(15着)
「申し訳ありません。厩舎から引っ掛かると聞いていたのですが、すごくいいスタートを切りました。普通ならそのまま行かせてもと思いましたけれど、そのような馬のことを考えて行かせることはしなかったんです。前に馬をおこうと思ったのですが、引いて少し寄られたときに頭をあげてしまいかかってしまいました。そこから終始リズムを崩してしまいました。上手に走らせることができれば違ったはずで、本当に申し訳ありません」(戸崎圭太騎手・キャロットクラブ公式HP)
フロアクラフト
「胸前の筋肉量が増えて、短距離馬らしくなってきた。昇級も形だけだからね。」(西園正都調教師・デイリー馬三郎)
「前走が久しぶりの勝利。オークスで5着に入線したけど、今は胸前の筋肉がついて短距離馬のような体つきに。限定戦なら楽しみ。」(西園正都調教師・競馬ブック)
グランデアモーレ
「久々の前走は本来の走りができなかった。落ち着きはあるので変わり身を。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)
「引っ掛かって調教の難しいタイプだが、この中間は落ち着きが出た。変わり身がありそう。」(松田博資調教師・競馬ブック)
2010年産は補償廃止初年度世代ということで、キャロットクラブではたった2頭しか購入していませんでしたが、そのたった2頭のフロアクラフトとグランデアモーレが今回初めて激突します。
共にここまで4勝。募集総額は1800万円と2000万円ですからもう十分に元は取っています。未勝利戦での愛馬の激突は椅子が1つしかなく寂しいですが、賞金の高い準オープンでの愛馬の激突は嬉しいですね。どちらも少しでも上の着に来て欲しいです。
私は競馬も競艇も内枠有利で外枠は不利と思っていますが、ななんとフルゲートの15番と16番(>_<)。イジメだこれは。もっとも抽選を突破しただけでかなりの運を使い果たしていますし、グランデアモーレの前走も抽選突破で万歳と思っていたら、結果はシンガリ負け(T_T)。早くも幸福量保存の法則が炸裂しているようです。
これが力の差のある1番人気馬だったら、不利を受けない大外枠は有利かも知れません。しかし、こちとら、なんの不利もなく、距離ロスなく回って来てよーーーやく出番があるかな?程度のもので、外枠で終始外々を回らされたりすると大敗してしまう懸念があります。フロアクラフトの負けパターンの”外枠だったので前に壁が作れず”から”枠順さえ違えば・・・”と無念の敗因コメントになるんぢゃないでしょうねッ!!
他にも午前中雨の馬場状態とか人気馬を案外飛ばすシュタルケ騎手ジェットブラックとか先週のリラヴァティとか前走のトーセンソレイユとかとか前に壁を作れない大外枠とか走らない要素が一杯あります(T_T)。
それでも前走宇治川特別をトップハンデで圧勝したフロアクラフト。阪神では準オープンで牡馬相手に2着でしたし、6着の時もありました。力上位のはずです。
そしてその隣のグランデアモーレ。前走はまさかのシンガリ負けでしたが、明らかに敗因がありますし(・・・と言っても1400mで掛かってどうしようもないくらいの馬ですから、手の付けようがないのですが・・・汗)、前々走は阪神で牡馬相手のフルゲート18頭立ての定量戦で圧勝。阪神は得意ですし、前回は中山までの輸送が主因で掛かったとするならば、ここは一発あっても不思議はありません。
変なところで掛かってしまってフロアクラフトと交錯するような悲劇だけは避けて欲しいものの、ワンツーだったあるかも知れませんよ。
松田博資御大が”変わり身がありそう”と言っておられます。その言葉通りなら前々走の再現も十分あり得ます。
本来なら有給休暇を使ってでも現地にかけつけたい大切なレースですが、仕事で応援に行くことが出来ません。何せ仕事の繁忙期で融通が利かず残念です。ワンツーだったら後悔しまくるでしょうが。
グランデアモーレの馬体重は前走プラス4キロの472キロ。気配は抜群に良くて、一発やってくれそうな気がしました。歩様や踏み込みも良く見えました。
フロアクラフトの馬体重は前走プラス2キロの512キロ。頭が高くチャカチャカとして集中していない感じでした。ただ、馬体は抜群で私の好きな筋肉質のムキムキウーマンになっていました。西園正都先生もおっしゃっていますが本当に以前とは別馬のようです。
パドックではグランデアモーレの方が走る感じがしましたねぇ。
大外の愛馬2頭ですが、どちらも終いに切れる脚がないので前に行きたいところでしたが、気持ち出遅れ気味で、これでは内に入れず苦しい展開になると予想されました。
一時は10番手くらいになってしまったフロアクラフトですが、押っつけてポジションを取りに行きます。鞍上のシュタルケ騎手は常に内を見て入れそうなところを探します。本当にいつも書きますが、競馬で外枠は不利ですよね。今回もポジションを取るのに相当脚を使っています。そんなこんなでなんとか5番手のポジションを確保。グランデアモーレも向正面で外からポジションを上げて行きます。それでも10番手くらいのポジションです。
フロアクラフトはさすがに中距離を走っていたからかスタミナはあるようで、4角でも抜群の手応えが残っています。グランデアモーレは結局内に入れず終始外々を回った挙げ句4角も大外に出すことになります。それでもこちらも手応えは良く、能力があればここから突き抜けられる感じでした。
フロアクラフトは直線に入り追い出されると次々と前の馬を交わし勝つ勢い。内からは1番人気のコナブリュワーズが抜け出してきます。グランデアモーレも一瞬伸びますが、こちらはここまで。後は同じ脚色になり11着。
フロアクラフトは脚色は優勢でしたが内で楽をしていた勝ち馬にクビ差残られてしまい2着!!それでも走っている距離や枠の不利を考えても一番強い競馬をしたと思いますし、この距離なら準オープンでも完全に力上位で嬉しいですね。
フロアクラフトは今回の本賞金730万円加算で獲得本賞金は8558万円になり、ついに8000万円の大台を超えました!!今回の内容なら準オープンは勝ち上がれそうで、勝ち上がれれば主場なら1820万円ですから、夢の1億円を超えてくることになります。
フロアクラフトも素晴らしいですが、リッチダンサー産駒の日本で走っている産駒は今の所全て活躍しており、獲得した本賞金は次のようになります。
ホーカーテンペスト 9117万円 5勝
フロアクラフト 8558万円 4勝
バウンスシャッセ 7480万円 3勝 内、重賞1勝
これだけでも凄く、全馬7000万円超えと言いたいところですが、フロアクラフトのレースの翌日に、一時賞金で抜かされていた妹のバウンスシャッセが中山牝馬S GVを勝ち重賞2勝目を挙げましたから、20015年3月15日終了現在は次の通りになります。
ホーカーテンペスト 9117万円 5勝
フロアクラフト 8558万円 5勝
バウンスシャッセ 1億0980万円 4勝 内、重賞2勝目
ということになり、全馬8500万円を超えてきました。これで付加賞などは加算していませんからねぇ。これは凄い打率ですねぇ。全馬4勝以上です。バウンスシャッセもフロアクラフトも募集総額1800万円の馬ですからねぇ。素晴らしい利益率です。
今回のフロアクラフトの走破時計は1分22秒0良馬場でした。グランデアモーレの走破時計は1分22秒8でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分22秒0、勝ち馬の時計はフロアクラフトと同じですから、フロアクラフトは外を回って来たことを考えても十分準オープンクラス勝ち負けのレベルで戦っているのがわかります。
逆にグランデアモーレはこのクラスでは力不足気味ですが、まだ昇級2戦目ですし、何よりも大外枠で終始外々を回らされてのものですから、もう少し前進することは可能でしょう。前走は掛かってしまいどうしようもなかったですが、今回は輸送の少ない阪神で前走以上の走りができましたから、一歩前進で安心しました。
フロアクラフト(2着)
「勝ち馬とは枠順の差が出たね。向こうは内で脚をタメられたけど、こちらは好位を取るまでに脚を使わされて、タメを利かせる余裕がなかったし、4頭分の外を回るロスもあった。」(アンドレシュ・シュタルケ騎手・競馬ブック)
「勝ち馬はうまく脚がたまっていたけど、こっちは外枠で見た目以上にパワーを使っていた。きょうは枠順の差だけでしょう」(アンドレシュ・シュタルケ騎手・デイリー馬三郎)
「今回は枠順の差だと思います。勝ち馬はうまく脚がたまっていたけど、こちらはずっと外めでパワーを使う形になりましたからね。」(アンドレシュ・シュタルケ騎手・ギャロップ)
「何と言っても大外枠が痛かったですね。どこかで内に入れようとしましたがずっと内側に壁があり、出していくと掛かる可能性も考えられたのでやむを得ずその位置から進めました。それでもいい手応えのまま直線に向くことができましたが、最後の最後に道中で消耗してしまったことが響いた感じです。不利があってこの結果ですから力は間違いなく上。このあとも楽しみな存在ですね」(アンドレシュ・シュタルケ騎手・キャロットクラブ公式HP)
「元々このクラスにいた馬なのでこのくらいは走れると思っていましたが、枠順の不利があった中でよく駆けてくれました。距離短縮の前回で結果を出してくれたわけですが、引っ掛かる心配の少ないこの距離はやはり合っていますね。このあとは様子を見て決めたいと思います」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)
フロアクラフト(2着)
「前半からずっと舌を出して走っていたが、ジワッとポジションを上げて4角でも手応えは十分。直線半ばで一旦、勝ち馬に差を広げられながらも最後はまた詰め寄っていた。この馬としてはコズミが軽く、今、デキがいいのだろう。」(競馬ブック)
「スタートは速くなかったものの、3コーナーの手前から内に切れ込みながら好位へ。直線でもよく伸びている。以前は中距離中心に使われていたが、現状では短距離の方が良さそう。」(ギャロップ)
本賞金は730万円。付加賞が10.6万円。特別出走手当が41.8万円。合計782.4万円。1口で割りますと13000円程度になると思われます。いやはや、未勝利勝ちよりも大きな金額で有り難いですね。
もはやフロアクラフトは短距離で走らせるべきですね。この安定感は本物です。また、以前は前に壁が作れないと脆い面がありましたが、松山弘平騎手以外のジョッキーが騎乗するとそういうことはないんですよね。これからも手替わりが続きそうですが、これだけ他の騎手に上手く乗られてしまうと仕方がありませんねぇ。
まだ、休養明け2戦目ですから続戦してくれると思いますがどうでしょうか。
いやぁ〜、嬉しいですね。フロアクラフトは1000万クラスでは力上位ですが、準オープンでは少し壁があると思っていました。
以前阪神で準オープン2着の時がありましたが、あの時はハンデ戦で少し軽めの53キロでした。しかも最内枠を生かして全く距離ロスのない最高の競馬でした。
それ以外の準オープン以上のクラスでの走りとなると、3歳限定戦を除くと昨今は6着が最高でした。ですから、ちょいと準オープンでは荷が重いのかと思っていましたから、今回、不利な大外枠から勝ち馬と時計差のない2着、しかも脚色優勢とくれば勝ちに等しい内容で、牝馬限定戦とはいえ準オープンでは確実に力上位であると言えます。この距離ならオープンでもそこそこやれるかも知れません。上手く良い時期に適性が見つかったものです。
これで5勝目が視野に入ってきました。このレースの翌日妹で愛馬のバウンスシャッセが中山牝馬S GVを勝ち2度目の重賞制覇。これらリッチダンサー姉妹の子を持ち続けることが私の将来の目標ですが、バウンスシャッセは重賞2勝馬でその産駒はかなり金額が高そうですし、フロアクラフトも準オープンでも力上位となればその産駒は決して安くはならないですね。嬉しい悲鳴です。それでも基本どちらも買う予定です。
それにしてもリッチダンサーの産駒は走ります。そして脚元が丈夫で故障がないですし、古馬になっても活躍出来るように成長が持続しているのみ素晴らしいですね。それでいて2歳の早期から結果が出せるわけですから。
フロアクラフトもいよいよ引退期限まであと1年。最低準オープンは勝って5勝目を確実に挙げて欲しいですね。そしてオープンでどの程度通用するのか数戦は走って欲しいですね。オープンで通用しなくても十分満足な競走成績ですが、短距離ならもしかして重賞も?と思ってしまいますね。
まずはとにかくあと1年無事に走りきって繁殖入りをすること。そして元気な産駒を出してくれること。フロアクラフト、よろしくお願いしますよ。私はリッチダンサー系の確立を模索しているのですから。
頑張れフロアクラフト!!ようやく仕事の繁忙期も終わりだし次は出来るだけ現地に応援に行くぞ!!
2015年 2月22日 第21戦 宇治川特別 1000万下 京都芝1400m (1着/2番人気)
2014年11月22日 第20戦 衣笠特別 1000万下 京都芝1800m (5着/6番人気) 写真多数付現地観戦レポート
2014年 9月27日 第19戦 夕月特別 1000万下 阪神芝1800m (3着/5番人気) 写真多数付現地観戦レポート
2014年 8月30日 第18戦 西海賞 1000万下 小倉芝1800m (11着/2番人気)
2014年 6月15日 第17戦 第19回 マーメイドステークス GV 阪神芝2000m (7着/6番人気)
2014年 5月18日 第16戦 パールステークス 1600万下 (8着/4番人気)
2014年 4月26日 第15戦 第11回 福島牝馬ステークス GV 福島芝1800m (9着/8番人気)
2014年 3月23日 第14戦 但馬ステークス 阪神芝2000m (2着/4番人気)
2014年 1月13日 第13戦 寿ステークス 京都芝2000m (6着/5番人気)
2013年12月 8日 第12戦 遠州灘特別 中京芝2000m (1着/1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2013年11月 3日 第11戦 500万下 京都芝1800m (1着/4番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2013年 8月25日 第10戦 積丹特別 500万下 函館芝2600m (10着/3番人気)
2013年 7月13日 第9戦 湯浜特別 500万下 函館芝1800m (7着/1番人気)
2013年 5月19日 第8戦 第74回 優駿牝馬(オークス) 3歳GT 東京芝2400m (5着/17番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2013年 4月28日 第7戦 スイートピーステークス 3歳オープン 東京芝1800m (2着/6番人気)
2013年 4月 7日 第6戦 デイジー賞 3歳500万下 中山芝1800m (2着/2番人気)
2013年 2月 3日 第5戦 春菜賞 3歳500万下 東京芝1400m (6着/4番人気)
2013年 1月12日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1800m (1着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2012年12月15日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1600m (2着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2012年11月18日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (13着/2番人気)
2012年11月 4日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1800m (2着/2番人気) 写真多数付 現地観戦レポート